2013年6月29日土曜日

バラ色の花崗岩海岸/ The Pink Granite Coast/Côte de granit rose

ブリュターニュ地方の西の端、プルマナック(Ploumanac'h)まで行ってきました。

途中でお昼を食べによった場所

名前が分かりません...

入ったレストラン店内


絵が飾ってある、棚みたいなのはベッドらしいです。
扉を閉めて寝るんですって。 押し入れっぽい。


シードル
ちょっと湯のみみたいな器ですけど、こうゆうのに入れるのがブルターニュ流らしい。

ブルターニュ地方で有名なそば粉で作られたクレープ、ガレットを食べました。
昔はトッピングなしでそのままのガレットを、みんな持ち歩いてたマイバターと一緒に食べるみたいな文化だったらしいです。

海が近いのでパリよりも湿気があって、暖かくて、日本を思い出しました。

ビーチ

Menhir de Saint-Uzecという岩

ブルターニュは自然崇拝の多神教だったケルト人がいた地域なので、17世紀頃までは岩だけがこの丘の上にありましたが、17世紀にキリスト教信仰が始まり、この大きな岩に十字架がつけられ、彫刻が彫られたそうです。

後ろから
丘の上にこの岩があるのですが、木じゃまで下の方は見渡せませんでした。
昔は木もなくて、綺麗に見渡せるようになっていたのかな。


古墳の玄室みたいな?もの
中には6人の女性の胸と言われている丸い彫刻があったので、玄室ではないかも。
それとも6人を埋葬したお墓だったのかな?

目の前の原っぱ だだっ広い

そして、プルマナック、バラ色の花崗岩海岸までやってきました。


中のおそらくマリア様の像と思われるものが観音様っぽくて、不思議な感じ。




ちょこちょこ階段ができてます。

先にみえているのが、プルマナックで有名らしい灯台。


なんだかゲームに出てきそうな所だな〜というイメージでした。
晴れてたらもっと岩がピンク?というかオレンジ?に見えてまた違った感じだそうです。

ブルターニュ地方はどのレストランでも、置いてある塩が美味しかったなぁ。

2013年6月27日木曜日

ニッシムドカモンド美術館/Musée Nissim-de-Camondo

ニッシムドカモンド美術館に行ってきました。
18世紀の美術愛好家だった銀行家のカモンドさんが19世紀に建てた邸宅がそのまま美術館になっています。(改装してあるようなので実質見た物は20世紀に建てられたものらしい...)
いわゆる、美女と野獣とかに出てきそうなすごいゴージャスな豪邸。
前回行った、アールデコ美術館(装飾美術館)の別館です。
音声ガイドに日本語もあり、チケットを買えば無料で借りられます。オランジュリーの様にIDを預ける必要もなし。EU在住の18〜25歳無料。

外観

2階へ続く階段

階段の踊り場に日本の陶器
ちょこちょこ東洋のものがあるんですね。

客間



ダイニング部分にあった、手を洗う場所。中華風?

食器の部屋がありました。
セーブル焼きのコレクションなど。


3階へ上がるための螺旋階段

この子供の表情素敵

この部屋光の入り方が素敵。娘夫婦が生活していた?らしい。

お風呂 ここだけ現代風?

立派なキッチン!
これこそディズニーにでてきそうと思ったんですがどうでしょう。 


使用人達の使っていたダイニング
奥のロッカーに使用人達は私物をいれていたそうです。

裏口横にある、執事が届け物などなどを受け取る所
豪華な部屋だけでなく、使用人だけが使う場所なども見られて、当時の生活が想像できて私はとても面白かったです。
すごく残念だったのは、書斎とSalon de Huetが閉まっていたこと。
書斎かっこよさそうだったのに...

近くの凱旋門を通って帰宅。

おまけ
ニッシムドカモンド美術館に行く途中にあった、セントオーガスティン教会(Église Saint-Augustin)

外観



普通に美しくて、静かで好きでした。

マドレーヌ寺院、オランジュリー美術館、贖罪礼拝堂/Église de la Madeleine, Musée de l'Orangerie, Chapelle expiatoire

マドレーヌ寺院から、全体的に徒歩で移動。
マドレーヌ寺院は寺院なので無料、オランジュリー美術館も、贖罪礼拝堂もEU圏在住の25歳以下は無料。

まずマドレーヌ寺院




思った通りというか、写真で見た通りというか。
午前中で人が少なく厳かな雰囲気でよかったです。

お昼を食べに、ピラミッドの方まで徒歩で。
チュイルリー公園の中を通って行きました。

鳩太り過ぎじゃない?


通り道にあったセイントロッチ教会?(Église Saint-Roch)を少し見学。



この布の形素敵。彫るの大変なんだろうな....

お昼を食べ、またまたチュイルリー公園を通って、オランジュリー美術館へ。


午後1時すぎでしたが、休日でそれなりに混んでました。

日本語の音声ガイドを借りて、モネの睡蓮を堪能。
睡蓮のては天井が一部窓になっていて、そこからの光でずいぶんイメージが変わります。
まさに池という感じ。太陽が出れば、明るく晴れやかなに、陰れば、少しどよーんとした憂鬱な感じに。雲が陰って、天井からの光が少なくなったとたん、空気が変わった気がしました。
晴れの日に行くことをお勧めします。

地下はジャン・ヴァンテールとポールギヨームのコレクション。
意外と日本語版は音声ガイドも、マップも間違ってるので注意。
睡蓮は撮影禁止ですが、こちらは大丈夫でした。

以下名前しか知らなかった画家の絵で気に入った物達

マリー・ローランサン、マドモワゼル・シャネルの肖像(Portrait de Mademoiselle Chanel)

シャイム・スーティン、村(Le village)

同じくシャイム・スーティン、家(Les maisons)

音声ガイドを聞きながらゆっくりみました。
2時間半くらいいたのかな?音声ガイドを総て聞きたいなら2時間じゃ足りないです。

そこから徒歩で贖罪礼拝堂へ
木曜、金曜、土曜の13時から17時のみ開館
大学生?っぽい人達が結構だらだら受付をやっていたのでアルバイトなんじゃないかなと。
観光客もすごく少ないです。

前のが贖罪礼拝堂

礼拝堂から撮った入り口部分


礼拝堂の中



天井

地下へ続く階段を下りた所。

地下

地下は下水道っぽい?臭いでいっぱいで、私はあまり長い間いられませんでした...

贖罪礼拝堂は通常の料金が€5.5でした。もし無料じゃなかったら行かなかったかも...
私はあまりお勧めしません。