2016年2月23日火曜日

サンフランシスコキャリアフォーラム(2)


San Francisco Airport Marriott Waterfront ホテルロビー
この前の金曜日と土曜日(2016年2月19日、20日)、サンフランシスコキャリアフォーラムに行ってきたわけですが、1週間で用意した上に、ボストンキャリアフォーラムに関しての情報はあっても、サンフランシスコキャリアフォーラムに関しての情報はほぼなし。
全然どんなイベントなのか、予想がつかなかったので、今回行ってみて、前から分かってればなぁと思ったこととか、気をつけたほうが良いなと思ったことをメモしておきます。

1、参加者と仲良くなる。
参加者さんたちから情報を集めるの大事。どこの企業の面接で何を聞かれたとか、あそこは1日で内定もらえるとか。あとは、アメリカの大学で学んだ内容を聞けるのも楽しい。

2、とりあえず興味がなくても全てのIT系の会社にレジュメを出してみる。
エンジニアの働く環境は読めないので、話を聞くだけでも良い。
募集要項にエンジニアって書いてなくてもIT系の会社なら意外とエンジニア枠存在する。

3、日本語の履歴書の写真はあんまり深く考えなくていい。
写真ない履歴書持ってきてる人とか、変な写真貼ってる人とか死ぬほどいる。ワードに写真貼り付けてカラー印刷してたら上等。A3に手書きとか超まれ。A4一枚、学歴職歴欄までの人もいっぱいいるけど、PR、趣味欄はあったほうが話のネタになるので良い。

4、面接の準備はそこまでガチガチにしなくてよし。
2分でしゃべれとかは言われない。しゃべったら良さそうなネタだけ考えておく。
内定出た企業の企業研究はウェブサイトを読んだだけだったけど、それを正直に言ってもあまり問題なかった。なんで企業研究もしっかりしてない会社に申し込んだのかっていう理由を言ったら大丈夫だった。私の場合は、「エンジニアの仕事環境なんて聞いてみないとわからないので、とりあえず話を聞くためにも、申し込みました。」というスタンス。実際そうだし、嘘つくよりいいのかなと思った。

5、髪の毛の色、スーツなどは気にしなくてもいい。
持ってる服で一番フォーマルっぽいやつ着てきました、みたいな人もいるし、普段着にジャケット着ただけみたいな人もいる。やっぱり黒スーツじゃないと目立つけど、1社からは髪の毛が赤いからっていう理由で声かけてもらったし、気にしなくていい。目立ってるといろんな人に覚えていてもらえる。

6、前日からサンフランシスコにいる必要はなし。1日目は昼からでも良い。
サンフランシスコキャリアフォーラムは企業数も少ないけど、参加者もボスキャリに比べると圧倒的に少ないので、別に昼ごろからいっても結構面接入れてくれる。実際内定出たところは2日目の14時過ぎにWalk Inで履歴書渡して、17時に内定出ました。スピード感はんぱない(笑)

7、二日目に面接を入れるくらいならむしろ1日目にWalk Inすべき。
2日目の14時すぎにWalk Inした会社と、2日目の朝に面接を受けた会社からディナーに誘われた。1日目にどちらかでも面接受けてればディナーの時にもっと社員さんと話せて、会社の雰囲気わかったはずだし、ほかの参加者のことも、もっとよく知ることができたはず。(そして夕飯代も浮いたはず笑) 失敗...

8、アメリカの電話番号は別段必要ない。
ボスキャリのレポートブログとか見てると、携帯番号必須ってかいてあるけど、アメリカの電話番号がなければ、メールしてくれる企業が多い。

とりあえず8つ。今度はニューヨークのキャリアフォーラムに行ってみようかなと思っています。楽しみ。

サンフランシスコキャリアフォーラム(1)


サンフランシスコ国際空港

サンフランシスコキャリアフォーラムにいってきました!
開催約1週間前に予約、参加企業に応募などをしたので、かなりばたばたした感じになりましたが、すごくいい刺激になりました。転職者とか第二新卒の人もとってる会社多かったし、新卒に限定したイベントじゃないみたいだったので、新卒じゃない人も行ってみるといいかも!

私の今回の成果としては、
内定 1社
日本帰国時に面接して、そこで検討 2社
スカイプでの2次面接 1社
1週間後に回答     1社

髪の毛赤いまま参加したし、私は高校中退していたりするのに、なかなか良い結果だったんじゃないかなと思います。夏に一時帰国することをとりあえず決めました。
今回はサンフランシスコキャリアフォーラムで驚いたことをまとめたいと思います。


1、アメリカで大学に通ってる学生と、カナダでカナダの大学に通っている学生の意識、雰囲気の差。
交換留学生もたくさんいたけど、4年間海外留学でアメリカの大学に通っていた、同い年くらいの人たちに初めて会って、アメリカで働きたいと思っている人の多さに驚いた。

2、IT企業ばかりなのに、理系学生が半分以下であること。
アメリカの有名大学に通っている留学生の話だと、エンジニアなら年収一千万から雇ってもらえるとのこと。そりゃあ、わざわざ日本のIT企業には入らないよなぁ。

3、就職する気はあまりなく、交通費が出るので、シリコンバレーに遊びに来たみたいな留学生がいっぱいいること。
スカラーシップ(交通費)でるから観光がてら来ちゃった!みたいな留学生もいた。確かに、頭のいいスカラーシップの使い方なのかも。

4、みんな、就職する気がなくても適当に企業に応募していること。
適当に応募して、内定もらえたらラッキーみたいな感じの人も多い。

5、アメリカで働くという選択肢が自分にも存在するという事実。
みんなに、なんでアメリカで就職しないの?と何度も言われた。ビザは企業に出してもらう方向で就職活動しているひとも結構いた。カナダで就活してた人たちはビザがなければ就職なんて無理って感じだったけど、ビザサポートがあると募集要項に書いてある日系企業または日本支社のある外資で働くっていう手も存在する。

6、シリコンバレーで働く人たちの仕事の規模の大きさ。
パネルディスカッションをみて、そして日本企業の面接をして、本当に、お金的にも、目指しているところも、全く規模が違うと思った。そして、その規模が大きい世界に私も入ることができないわけじゃないこと。「全ては縁です」と、パネラーの人が言っていたように、会うべき人に会う努力をして、やりたいことをやれば、できないわけじゃない。(本当にやりたいと思って、本当に行動できるかはべつだけど...)

7、理由がしっかりしていれば、変な経歴でも、頭が赤くても認めてもらえる。
私は中退していたり、髪の毛赤かったりするけど、なぜ、こうなったのか、ということに論理的に回答できれば問題なかった。

この7つですかね。ボストンキャリアフォーラムの記事ばっかりみてたから、かなりビビって参加したんですけど、結構みんな(企業側も参加者側も)私が思っていたよりゆるくって安心しました。次の記事では行く前に知っておきたかったこととか書きます。


サンフランシスコキャリアフォーラム(2)に続く